東京都青梅市の吉野農協は、1961(昭和36)年にウメの試験地を開設しました。そのとき、敷地内に生えていた樹に【梅郷(ばいごう)】という品種がありました。【梅郷(ばいごう)】はウメの品種分類上では粒が大きな「大梅品種群」に属する品種です。
吉野農協はその後、当時の【梅郷】を原木として品種の試験を行なってきました。【梅郷】の果形は短楕円形をしており、果頂部はやや狭めです。果実の大きさは中の大くらで、縫合線はやや浅く、明瞭についています。
【梅郷】には片果肉が少しみられることがあり、陽光面は着色をします。果肉の色は淡い黄色をしており、肉厚は厚めで密度は濃く、含まれる繊維質は少ないです。
収穫期は遅く、関東地方では6月中下旬です。
